過食や過食嘔吐でお金がないときに、してほしいたった一つのこと

過食嘔吐 お金がない

こんにちは。

元摂食障害の管理栄養士、笹喜まきです。

  • 過食や過食嘔吐で、本当にお金がギリギリ
  • 同じお金を使うなら、服やコスメなどもっと違うことに使いたい…

過食も、過食嘔吐も、本当にお金かかりますよね。

私も当時は、一人暮らしで過食嘔吐に一回3000円、月に3~5万円くらい使ってました。本当はそんなことしたくないのに、毎日苦しかったのを覚えています。

今日は、そんな当時の私に向けての提案をまとめました。

過食や過食嘔吐でお金がないときにしてほしいたった一つのこと、それは「お金を使うのは社会貢献」という意識を持ってみることです。

今は、自分のことでいっぱいいっぱいなの、すごーくわかります。「自分がダメだから」以外は浮かんでこない、ほんとにそういう状態ですよね。

MEMO
ですが、そもそも悩みというのは、今をより良くするためのヒントでしかありません。

今と違う視点を手に入れてラクになりたい人は、ぜひ読んでみてくださいね。

1.過食材を買うことも、お金を使うのは社会貢献です

過食材 買い物

スーパーやコンビニの袋パンパンに入った、過食材。

過食嘔吐がやめられなかった私は、菓子パン6個とか、からあげとか、これは吐いてもいいと勝手に決めたプリンとか、とにかく吐きやすいものを選んで買っていました。

そして、お金をドブに捨てている…といつも自己嫌悪していました

ですが、ちょっと待ってください。そのお金、本当にドブに捨ててるわけじゃないですよね?

あなたが払った過食費用はどこへ行く?

では、あなたが払った過食材のお金はどこに行くのか、ちょっと一緒に考えてみましょう。

まず、スーパーやコンビニなど、買ったお店の売り上げになります。

では、そのお店の売り上げは、何に使われるか知っていますか?

  • お店ではたらく従業員のお給料
  • お店の電気代や賃料などの維持費
  • 次の商品の仕入れ など

こんなふうに、そのお店が商売を続けて、そしてパートさんや従業員さんが生活していくのに必要なお金になっているんです。

もし、あなたがいなかったらお店がつぶれる…とまではいかないかもしれませんが、お金を払うことで、あなた以外の誰かの生活をつないでいることに変わりはありません

つまり、過食材を買うことは、悪い面ばかりではないんです。

2.苦しいのは、「ない」にフォーカス(視点)が向いているから

とはいえ、お金がないときって、不安で不安で頭の中がそればっかりになってしまいますよね

すべての基準が値段になっちゃったり、コスパとか考えはじめて、楽しいこととかほかの事まで考えられなくなっちゃうんですよね…。

じつは、こんなデータもあります。

過食でお金がないと起こること

苦しいときって、「ない」「足りない」にばっかりフォーカスが向いてしまいがちです。

それをバネに頑張れる人はいいけれど、お金や、美しさ(理想の体型)、時間や友人などが「ない」「足りない」と感じると、人間のパフォーマンスは低下します

つまり、本来の自分ならできることも、できなくなっちゃうんです。

自分がダメだからじゃなくて、人間なら誰もがそうなってしまう、ってことです。

いつも「時間がない」あなたに 欠乏の行動経済学 (早川書房)

「あるもの」を見る「練習」をしよう

なので、そういう時こそ、「あること、できたこと」にあえて目を向けてみてください。

たとえば、

  • 過食によって助かっている面もあること
  • 雨風をしのげる家があること
  • 過食して命をつなげるお金が用意できていること
  • 今日も1日生きたこと
  • 過食してまでがんばっていること
  • お店の売り上げに貢献したこと

こんなふうに、過食って、デメリットばかりじゃないんです。

もし思いつかないときは、上の一覧の下3つを書いて、どこかに貼っておいてください。

CHECK!
ただし、それらを持ってない人と比べることはやめましょう。もっと大変な人もいるのに私は…と自分を責める理由になったり、『自分なんかが大変だと思っちゃいけないループ』にはまっちゃいます。辛さは人それぞれ、でいいんですよ。
そして、ないものにフォーカスしてしまうのは、自分がダメだからじゃなくて考え方のクセでしかありません。

「あるもの」にフォーカスするクセは、練習すればだれでもできるようになります。

できたら寝る前に、今日のできなかったこと1つ、できたこと3つをカウントしてみましょう。

できないことがあってもいいのよ、人間だもの。

3.過食行動をプラスに変える、2つのおすすめ思考

ここからは、いま過食や過食嘔吐で悩んでいる人が、一人でもできることを2つ紹介します。

私は、過食するな!とは言いません。だって我慢して我慢できるものじゃないし、結局あとから爆発するケースも多いから

なので、過食はしてもOKです。

むしろ、自分の本心を大事にできたら、過食も過食嘔吐も勝手にどっかに行きます。

ただし、過食材を買うときは、次の2つを守ってみてください。

おすすめ1.半額シールは恥ずかしくない。セルフイメージをあげるチャンス!

私は過食嘔吐していた当時、半額のパンを必ず買っていました。

どうせ全部吐くんだし、少しでも安く済ませたくて

でも、半額シールをみるたびに、すごくみじめな気持ちになっていませんか?

その気持ち、今日から不要です。

なぜなら、半額シールの商品を買うことこそ、社会貢献だから

半額シールの商品、お金に困らなくなった私も、今でもよく買ってます。おでんとか最高じゃないですか??意外と期限の短い、練り物さんたち。

半額シール

もしこのまま売れなかったら、廃棄になるかもしれない、食材レスキューです。そして、廃棄になることは、お店の売り上げロスにもなります。

つまり、半額シールの商品を買うことは、食材とお店、一気に2つを助けられるハイパーレスキューです。

年配の人は「そんなもの買って…」と言うかもしれませんが、これはエコです。期限のせまった食べ物をシェアするしくみは、近年めっちゃ広がってきてますよ。 

おすすめ2.過食材を買ったら、一円募金しよう。

募金箱

2つ目のおすすめは、過食材を買ったら、その足で一円だけ、募金するクセをつけてみてください

コンビニやスーパーのレジ横とか、買ったものを詰める台に、募金箱ありますよね。

あれに、一円、チャリーン!と

よく、過食・過食嘔吐をしたら○○禁止!など、自分に罰を与えようとする人がいます。

でも正直、こんなに弱ってる自分にさらに罰を与えても、何にもなりません

それなら、過食や過食嘔吐などの行動すらも、社会貢献の一部に変えてしまいましょう。

(もしそれに抵抗がある人は、自分が良いことをする・いい人になることにブレーキがあるのかもしれませんね。)

誰かの役に立ちたい、は人間の自然な欲求です

誰かの役に立ちたい、というのは、人間なら誰もがもっている気持ち。コーチングの世界では、「6つのヒューマンニーズ」という考え方があります。

  • 安心や安定を得たい
  • 自分は重要だ、価値があると思いたい
  • 誰かとの愛やつながりが欲しい
  • 非日常や新しいことを味わいたい
  • もっと成長したい
  • 誰かの役に立ちたい

この6つの価値観は、誰もがもっているものですが、人によって優先順位が大きく違います。

安心や安定が一番な人もいれば、愛やつながりが一番の人もいます。

そして、多くの人にとって上位を占めているのが、「貢献したい欲求」、つまり「誰かの役に立ちたいという気持ち」です。

働いてなかったり、働いてても過食嘔吐で1日が終わった日なんかは、私って何の役にも立ってない…と気分が下がっちゃいますよね。

もし、「誰かの役に立ちたい欲求」がなかなか満たせなくて、過食のループにはまっているのなら。

過食材を買うついでに、本当に一円でいいので、チャリーン!してみるのはいかがですか?

まとめ

2020年は、コロナでお金の使い方も大きく変わりました。

お金を使うことは、社会の消費をまわして、それにかかわる人たちの生活をつなぐ、りっぱな社会貢献です。

スーパーだけじゃなく、Amazonや楽天での買い物も、その先の「誰か」に、かならずつながっています。

なので、次にお金が入ったらぜひ、過食するよりも先に「あなたが応援したいもの」「この先、なくなって欲しくないもの」にお金を使ってみてください。

過食ってある意味、「もっとこの体を応援しろよ!!もっと私のことを大事にして、私がほんとうに喜ぶことにお金を使ってよ!!」っていう、体の叫びかもしれませんね。

今日も読んでくださってありがとうございます。

豊かな毎日がおとずれますように。