Q&A:過食の次の日は、絶食すれば太りませんか?

過食したあとって、絶食したほうがいいですよね?とにかく太りたくないんです…。
残念ながら、NGです。つぎの過食の準備をしているだけなので、お腹がすいていたら食べたほうが、スッキリした体への近道になりますよ。

過食した次の日や、吐くつもりがうっかり寝てしまった翌日。

体は重くむくんでるし、お腹はポッコリ出てるし、気分はもう最悪…っていう日、みなさんもあると思います。

そんなとき、「今日は絶食しなきゃ…」「もう、水分だけにする」と考えたり、「もう何を食べても一緒!」とヤケになったりしていませんか?

MEMO
じつは、過食のあとの絶食は、かえって次の過食を引き起こしてしまいます。

過食した次の日こそ、しっかり水分をとって、野菜の入った『食事』を食べてリセットしたほうが、結果的にはよりキレイにつながるんです。

この記事では、過食の次の日のカラダがどうなっているのかと、太らないためにはどうすればいいかの対策をお伝えします!

過食の翌日は、まずはお白湯から飲もう

まず、過食のつぎの日は、起きたら朝いちばんに、お白湯(=ただのお湯)をコップ一杯飲みましょう

過食の次の日は、むくみや胃もたれがある人がほとんどだと思います。

お白湯がおすすめな理由は、つぎの3つ。

  • 消化をたすける
  • むくみを出す
  • 水分不足による過食をふせぐ

一つずつみていきましょう。

1.内臓を温めて消化を助ける

あたたかいお白湯で疲れた胃や腸を温めることは、前の日の食べ物の消化を助けてくれます

消化が十分にされていないと、腸の中で有害物質が発生してさらに動きが悪くなり、だるさや疲れを感じる原因にもなります。

2.老廃物の排出をたすけてむくみを出す

水分をしっかりとることで、体にたまった老廃物をはやく外に出してくれます

とくに過食で塩分をたくさんとったあとの体は、血液中の塩分濃度が高くなってむくんでいます。

甘いパンにも、じつはけっこう塩分が入っているんですよね…。

このむくみをとる方法は、水分をとって、たまった老廃物を一緒に流すこと。水分不足のままだと、いつまでも老廃物が流れず、いつまでも体はラクになりません。

3.水分不足による過食をふせぐ

また、過食の次の日は、水分不足がさらなる過食につながることもあります

場合によっては、脱水症状に近くなってしまっていることも…。

人間の体の約60%は水で、足りなくなるとのどがかわき、飲み物が欲しくなる、というのはみなさん知っていると思います。

MEMO
ですが、じつは脳は「お腹空いた」と「のどが渇いた」をあまり区別しません。なので、水分不足の状態でも、食欲が増してしまうことがあります。

過食の翌日は体も重たいし、もう何も入れたくない…と思うかもしれませんが、朝はまず、起きたらお白湯を一杯、ゆーーっくりと飲みましょう。

沸かしたては熱いので、カップにうつして、フーフーしながら少しずつ。

お白湯はカロリーゼロなので、太ることはありません

体のサイクルを回していくために、過食の翌日は起きたらまずお白湯!と覚えてください。

過食の翌日は、基本は「お腹がすいたら食べる」

過食の翌日は、基本は「お腹がすいていたら食べる」と考えてください。

逆に、お腹がすいてないのなら、「お腹がすいた感覚」があるまでは、こまめにお白湯または湯ざましを飲んでおくのがおすすめです。

ただし、お仕事や学校など自分のペースで食べにくい人は、朝、少しでもいつもの時間に食べたほうが、あとからドカ食いを防げるケースもあります。自分にとっての正解は、実験しながら見つけていく、と考えてくださいね。

前の日に食べ過ぎたからといって、わざと絶食をするのだけはNGです。

MEMO
過食の次の日の食事でいちばん大切なのは、糖質・炭水化物だけでなく、野菜やタンパク質をしっかりたべること

過食の次の日は、むしろ食べたほうがいい理由を2つ、お伝えします!

理由1.反動によるドカ食い(さらなる過食)を防ぐ

過食の次の日は、とったカロリーを取り戻そうと、絶食や飲み物だけで過ごそうと考える人も少なくないと思います。

ですがそれは、……残念ながら逆効果。

えっ?!

食べないことで、反動によるドカ食い(さらなる過食)を呼んでしまうのです

じつは、食事の時間が大きく空いたあとに、いきなりパンやお菓子だけを食べると、血糖値が急に上がったあと、こんどは急に下がります。

血糖値が下がると、体は「食べろー」のホルモンをたくさん出すので、頭ではこれ以上食べたくないはずなのに、さらにもっと食べたくなってしまうのです。

一口だけ、が止まらなくなる理由

過食の次の日に、せっかく絶食をつづけていたのに、「一口だけ…」とチョコなどを食べてしまって、そこからまた過食が止まらなくなってしまったことはないでしょうか?

そうなってしまうのは、決して、あなたの自制心が弱いからではありません

栄養不足のときに、ちょっとだけのつもりで食べると、カラダは「やっと食べ物がきた!よし、このチャンスにもっとちょうだい!」と指令(ホルモン)を出します。

栄養が足りてないと、カラダは命を守るために、がんばっちゃうんですよ…。

じゃあ、そのホルモンの指令に、こっちもがんばってさからうのはムリなんですか…?
わたしもだいぶ戦いましたが、結果的にムリですよね。体にとっては緊急事態ですから。

なので、過食のあとこそ、甘いお菓子ではなく、野菜やタンパク質の多い食事を自分からしっかりとることが大切です

ポイントは、自分から意識して、しっかり食べること。

どうせ食べちゃうなら、不本意なものを泣きながら詰めるより、最初から食べるものを決めておいたほうが、できた!の自信につながります。

野菜やタンパク質は満足感も上げてくれるので、もし時間があいてしまったあとでも、過食を起きにくくしてくれますよ。

理由2.食べることで代謝のサイクルを回していく

過食の次の日も食べたほうがいいもう一つの理由は、「食べることで代謝のサイクルを回していく」ためです。

過食のあとの体は、じつは『栄養不足』

カロリーは十分にあるのですが、じつはビタミンなどの栄養がないと、それをエネルギーにして回していくことができません。

  • 前の日にとったカロリーの多くが、脂肪として蓄積される
  • エネルギーとして上手に消費される

この2つなら、後者のほうがうれしいですよね。

なので、過食の次の日は、代謝のサイクルをどんどんまわして、むくみや老廃物をはやく出してくれる食べ物をとることが大事です。

過食のつぎの日は、これを食べよう!

過食の次の日に、とくに摂りたい栄養素は、つぎのようなもの。

  • 糖質をエネルギーにしてくれるビタミンB1
  • 脂質をエネルギーにしてくれるビタミンB2
  • ストレス対抗力をつけるビタミンC
  • 塩分の排出をうながすカリウム
  • 糖質や脂質の代謝をよくする食物繊維

これらを多く含むのは、まずは緑色の野菜。ほうれん草やブロッコリー、アボカドなどのカリウムを多く含む野菜や、ワカメ・モズクなどの海藻類もおすすめです。

お肉、魚、納豆、卵、豆腐などのタンパク質も、満足感を上げてくれます。

できればご飯も、グーの手1個分くらいは食べるとベストです

MEMO
食べすぎた分の糖質や脂質、塩分は、『代謝に足りない栄養素』を体にプラスすることで、エネルギーに変えたり外に出せる、と思ってください。
その繰り返しが、結果的に『食べても太らないカラダ』をつくっていくんですよ。

まとめ:過食と絶食をくり返すのは、卒業できる。

過食の次の日も、基本は「お腹がすいたら食べる」こと

過食のあとの絶食は、「つぎの過食を呼ぶ原因にしかならない」ので、現状をなんとかしたい人には逆効果なんです。

なので、過食の次の日はこんなイメージで試してみてください。

  • 最初はお白湯を飲んで、内臓のはたらきを良くしておく
  • お腹がすいたら、野菜・タンパク質が多めの食事をとって、代謝を回していく

料理をしない人や一人暮らしの人は、具がたくさん入ったインスタントの味噌汁やわかめスープ、サバ缶など、過食材になりにくいものをストックしておくと便利です。

私は回復中、無添加の青汁をストックして、過食の次の日はかならず2杯は飲む!と決めていました

過食した次の日は、落ち込みすぎないこと!

過食した次の日は、落ち込み過ぎないことが大事です。吐かなくても、吐けなくても、何とかする方法はちゃんとあります。

いちばん大事なのは、過食してしまった体と心をいたわってあげること

過食がひどいときはどうしても体重やカロリーにばかり目が行ってしまいますが、もし、「ふつうに食べること」にちょっとでも憧れがあるのなら。

あなたのカラダが楽になるようなものを、あえて『入れて』あげるのが一番です。

食べ物は本来、わたしたちを「助けて」くれるもの。できる範囲でケアすることで、カラダはきっと答えてくれますよ。